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フットサルの"本当"の存在意義



アルキオーネ焼津が拠点を置く静岡県中部地域でもサッカー少年団、そして中高生のサッカー部がフットサルの大会に出る機会が多くなってきています。


育成の中にフットサルを取り入れているという点は非常に喜ばしい事です。

しかしその試合を観るとフットサルをしっかりと取り組んでいるチームさんはほぼ皆無に等しい状況です。

確かにフットサルはプレーしているのですがフットサルから学べる技術、戦術、メンタリティがほとんど反映されず、サッカーの延長でミニサッカーをやってしまっています。


全てのチームさんではないとは思いますが、せっかくフットサルをやっている中で選手のみならず指導者さんや親御さんも時間や労力をかけて活動されていると思うのでとても勿体無く、もどかしい気持ちでいっぱいです。


本来のフットサルから学べる多くの事にしっかりフォーカスして取り組んでもらえたら選手達の成長は間違いなく何倍にもなり、数年後の将来で大きく変わってくると確信しています。


静岡県2種、3種フットサルリーグの中の数チームはフットサルの本質を取り入れているのが試合を観ていて感じ取れましたが、それでもまだ多くのチームが上記で記述したサッカーチームさん同様の残念な現状が起きていました。


その中でも一番気になったのは選手達の若々しいアグレッシブなプレーや仲間との一体感が無く、"生き生き"と楽しくフットサルに取り組んでいる姿が見れなかった事です。


フットサルが人同士の距離が近く、心理的な浮き沈みも多くあり、コミュニケーションがコンパクトで、試合に勝つ為には協調性や思いやりや自己表現が必要なスポーツだからこそ教えてくれる人間形成に必要な要素は育成年代の選手達は学ぶべきものです。


上手くなること以上に生活、そして人生に密接してくるのはそこだと考えます。


フットサルをきちんと指導していなくても、試合をすれば経験や成長は"0"ではありません。

その状態でプレーしても"0"では無いところがフットサルの素晴らしいところでもあり、きちんと指導してチャンレンジしたら選手それぞれの世界が変わるくらいに多くの大切なモノを得れるのです。


フットサルをする場所がある。

フットサルをする時間もある。

フットサル大会に出場もする。


といったチームさんが沢山あることはわかりました。


ただ


"フットサルが本当に教えてくれるもの"はなんなのか?


を考えて学ぶ時間を作ってください。


アルキオーネ焼津フットサルスクールでは"フットサルが本当に教えてくれるもの"を選手達にしっかり浸透させ、日々の確かな成長と未来での成功を最も大切に取り組んでいます。

来年度から中学生U-15フットサルチームを始動させます。

現在の小学生はこれを目標に。

現在の中学生はこれを楽しみに。

準備開始です。

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フットサルを追求、指導をしている中で自分の中で確立されていく価値観や考え方をストレートに綴っています。

皆さんに読んで頂き、良くも悪くも刺激を与えれたらこれ幸いです。

アルキオーネ焼津

監督/奥山泰博

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